【BTS】RedmineやMantisのステータス・優先度は分かりやすいものにしよう
MantisやRedmineに代表されるBTSの運用方法について、ステータスや優先度の説明をする機会がありましたので自分なりにまとめました。
目次
ステータスの種類
状況に応じた細かなステータスは不要です。ステータス数が10以上あるなら、一度考え直した方が良いです。全体を把握することが目的です。細かすぎると把握し辛くなります。また、そこまで人は細かなステータスで作業をしていません。
新規
チケット登録時
担当者決定
チケット管理者が、担当者に割り振る。それが困難であれば、担当者が自ら拾う。
修正中
着手し始めたら変更
修正済
修正が完了し、担当者をデバッガーに変更
完了
修正内容に問題がない場合
再現不可
現在のバージョンでは再現しない、確認が取れない場合
仕様
担当者決定から、仕様と判断された場合
優先度の種類
開発が終盤になると曖昧なステータスが増えます。大まかに高・中・低 があれば良いです。A・B・Cでも構いません。優先度は階段がイメージできるものであると直感的で分かりやすいです。「すぐ」とか「急いで」等、感情を混ぜたようなステータスが乱立すると優先度がブレます。
BTSは見通しを良くし、適切にタスクを捌くために存在することを念頭に置きましょう。
高(A)
クラッシュ系。または仕様に著しく問題が発生し、対応必須な項目。出来る限り急ぎで修正すべきもの
中(B)
クラッシュはしないものの、修正すべきもの
低(C)
一定条件下で発生など、稀なもの。出来れば修正したいもの。
まとめ
ステータスと優先度が明確になるとタスクが放置されることも減ります。もし混乱を招く様な謎ステータスが存在するのであれば、是非試してほしいです。