【Unity】モバイル環境で Color Grading を使って画面の色調補正を行う
Color Grading は、作品ごとの雰囲気作りに欠かせません。最終的にレンダリングした絵に対して色の補正をかけたい。そんな時は Color Grading を使用します。今回はモバイル環境で手っ取り早く適用する方法です。
目次
確認バージョン
2019.3.0f6
手順
最終的にレンダリングした絵に対して補正をかけるのですから、ポストエフェクトをかけられる環境を整備しましょう。Package Manager から Post Processing パッケージをインストールします。バージョンは2.3.0 をインストールしました。
インストールが完了するとCamera コンポーネントに Post-processs Layer コンポーネントを追加します。Layer はひとまず画面全体に適用したいので[Everything]を選択しています。
続けて、Camera コンポーネントにPost-processs Volume コンポーネントを追加します。Is Global の項目にチェックを付けて有効にし、初期状態では Profile 項目が None なので[New]ボタンを押して Profile ファイルを作成します。
Profile が作成・設定出来たらエフェクトを追加します。[Add effet…] を選択し「Color Grading」を追加します。
Color Grading の詳細設定
今回は記事タイトルの通りモバイル環境で適用したいと感じましたのでMode にチェックを入れ、[Low Definition Range]を選択しておきます。
あとは ホワイトバランス等、各種パラメータをいじるだけです。
Bloom など 複数の効果と組み合わせるのも雰囲気がガラッと変わるのでお勧めです。