楽天証券で貸株を始めました。2019年4月の成果公開
長期で保有する予定の持ち株を塩漬けにしておくのも、なんだか勿体ない気がして、楽天証券で貸株を始めてみました。そんなわけで、そもそも貸株って何なのか?メリットやデメリットはどこにあるのか等を調べてみました。貸株サービスの利用開始は今回が初めてになります。今回貸株を始めた証券会社は楽天証券のため、内容もこちらに寄っています。
目次
貸株とは?
貸株サービスとは、お客様が保有している株を楽天証券に貸出すことで、相応分の金利が受け取れるサービスです。
簡単に言うと、株のレンタル料がもらえると言うことです。
貸した銘柄によって金利が異なり、レンタル料(金利)が発生し、配当金相当額として支払われる。
金利について
保有数量×終値×貸株金利÷365日=1日分の計上金利
※貸株金利の計算方法を教えてください。|よくある質問|楽天証券
例えば、1株2000円金利1%の銘柄を100株貸株に出した場合
100×2000×0.01÷365=5.47円
1日あたり、大体5円の金利が付く計算になる。もちろん、株価は変動するのでこの限りではありませんが、銀行金利0.001%だったりすることを考えるとかなり大きく感じます。この例だと20営業日で100円になりますし、年間で1200円程度の金利が付くと考えると大きく感じます。
入金はいつ?
翌月第2営業日にまとめて1ヶ月分
※貸株金利はいくらですか?いつ入金されますか?|よくある質問|楽天証券
貸株のメリット
- 貸株をしていても、保有銘柄はいつでも売却できる
- 毎日その日の終値を元に金額が確定する
貸株のデメリット
- 配当金や株主優待を得ることができない
- 証券会社によっては、利益確定日だけ貸株を返却するなどの制度があるので回避可能
- 金利は常に変動するので適度に確認が必要
- 雑所得や事業所得扱いになるため確定申告が必要
- 配当金相当額は源泉徴収相当(約20%)を差し引いて入金され、入金額に対して確定申告の必要が有るため二重課税となる
- 配当所得ではないので、損益換算出来ない
- 空売り機関の売り玉となる
なにやらデメリットが多く感じるのですが、そもそも配当金の無い銘柄を保有していて長期保有の予定である場合1円も入ってこないので貸株しちゃえというのが僕の考え方です。
4月の成果
そんなわけで楽天証券による貸株の成果です。ドドン!
1085.51円。保有していた50万円分くらいの株を全て貸株設定した結果です。金利は2%~5%程度のものを保有していたのでその効果が大きかったみたいです。
1日あたり数十円という少額ですが、不労所得感が味わえて精神が安定します(笑)
だって50円あったら、スーパーで、うどん玉が2袋買える。これはデカい。