合同会社を設立(登記)するための流れ
目次
概要
2019年10月、ゲームソフト開発を主とする合同会社を設立しました。その手順を、未来のため、これから起業しようと考えている人のために残しておきたいと思います。
事前に準備しておくと良い物
- 印鑑証明 3部
- 住民票 3部
事務所を借りたり、登記の際に必要だったりして用意しておくと手間が省けます。余っても90日は有効なので何かには使えるでしょう。各種証明書はマイナンバーカードを持っているとコンビニで発行できるため大変便利です。
設立までにやったこと
- 事務所を借りるなどして住所を得る
- 会社格安センターで登記続きを開始する
- 法人用の印鑑を作る
- 法務局へ登記関連の書類を提出
- 審査通過後、法務局へ印鑑カードを受け取り
- インターネット回線及び電話契約
- お名前.com などでドメインの取得
- 税理士さん関連
ざっくりとこんな感じでした。
住所が無ければ出来ないこと
- 会社設立手続き
- ドメイン取得
- インターネット回線の法人契約
住所が決まらなければ何も始められないです。会社設立を急ぐ場合、とにかく住所を早く確定しましょう。個人で急ぎであれば実家で登記するという手もあります。
必要なお金
- 資本金 1円~300万円、それ以上も可。
- 事務所 賃貸で借りる 20万~
- 司法書士さんに定款など依頼 1万円~
- 法人用の印鑑 1万円~
- 法務局の収入印紙代 6万円
- インターネット回線及び光電話 2万円~
合同会社の場合、資本金1円から開始できるので、見た目に拘らなければ最低金額で攻めてもよいでしょう。日本は未だに資本金を積まないなんて度胸が無いなんて言われたりしますが、個人で法人化する場合は特に準備する必要もないでしょうからとりあえず1円で構わないです。しかし今回の場合は複数人で立ち上げることもあって、事業資金として300万円としました。計330万円。
法人用口座は設立完了後に作ることが出来る
メガバンクになると審査が長いです。地方の銀行だと1日とかで出来ることもありますがなるべく早く行動しておいた方が良いです。
気を付ける事
法人口座の新規申し込みは支店の窓口で受け付けていないことが増えました。10年ほど前に知人が申し込みをした際には支店で完了していた様ですが、これも時代の流れかもしれませんね。
WEBからの申し込み(1次審査)
↓
電話やメールなどでやりとり
↓
支店へ行く(2次審査)
↓
法人口座開設
WEBからの申し込みは24時間受け付けていることが多いので楽です。
名刺を作る
名刺を作るには大体以下の4つの情報が必要。
- 会社名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
無いと相手先によっては門前払いされることがあります。正直時代遅れな気がしますが、名刺程度を用意できない会社って思われると後々不利に働くためなるべく早く用意しましょう。
まとめ
手続きはとにかく面倒です。しかし住所さえ決めてしまえば後は早いです。頑張りましょう。