【開発】チャットツールとの上手な向き合い方【Slack】
近年Slack、Skype、ChatWorkといったチャット型のツールが流行っています。これらのチャットツールは即時反応できる点が利点であり、私自身も便利に活用しています。しかし、ただ便利そうだから使ってみるだけで管理出来ていないと、かえって生産効率が落ちてしまいます。
生産効率が落ちる原因については
- 細切れになる集中力
- 無駄に増えるチャンネル
- 未確定事項で広がる会話
ざっくり3つあると思っています。
目次
細切れになる集中力
Slackなどに始まるチャット型ツールのの特徴としては「いつでも、どこでも話が出来る」点ですが、モノづくりをしている環境だと集中力が阻害される原因にもなります。難解なロジックを考えている最中に突如やってくる「通知」は思考を遮断し振り出しに戻させる。緊急性を要するもの以外は通知をオフにしておくと吉です。複数の通知が来ても、結局人は一つずつしか処理出来ない生き物ですし、通知に振り回されず己のペースで処理していきましょう。その方が一つ一つの質を保てますし幸せになれます。
無駄に増えるチャンネル
プロジェクトが進むにつれて、少しでも話の場を小分けにしたくなりチャンネルの数が増えていく。
某プロジェクトでの1例を挙げます。
- proj-all 全体告知
- proj-eng エンジニア用
- proj-design デザイナ用
- proj-image デザイナイメージやりとり用
- proj-plan プランナ用
- proj-issue GitHub通知
- proj-bot bot通知
- proj-log エラーログ通知
- proj-free 自由チャンネル
- proj-zangyo 残業申請用
、、、多いわ!ため息が出ます。imageとかfreeとか、どう考えても不要なチャンネル。雑談用になっていて、目障りに感じることも多々あります。チャンネルが多すぎると情報の伝達漏れが発生するため、なるべく少なく、、、できえば1プロジェクト5つまでに抑えると良いでしょう。これまでの経験から、なんでも小分けにし過ぎるプロジェクトは炎上します。シンプルに最低限のチャンネルに留めておきましょう。
未確定事項で広がる会話
軽く話しかけることができるため、論点がズレることが多いです。それに、権限のある人の固まっている仕様か妄想なのかも区別出来ない発言を目の当たりにすると気が気じゃないですね。そんなものはログに残さないで欲しいですし、目の前に居るなら口頭でやりとりすれば済む話で、その話し合った結果を箇条書きでログとして残せば良いです。あいまいなやりとりは「現在進行中の作業が全て無になるのでは」と思うとモチベーションも下がります。メールでやりとりしていた時代って文章を読み直し「ワンクッション」置いてから相手に送っていましたよね。あの気持ちを忘れない方が良いです。メールにはメールの良さがありました。
まとめ
チャット系のツールを使っているとそれなりに遭遇する出来事だと感じているのですが、無駄を省いてシンプルに利用しツールに振り回されない様にしていきたいですね。