【仕事】「忙しいふり」評価の歪みは見える化しよう
チームで開発をしていると「なんだか分からないけれど毎日忙しそうにしている人」を見かけます。「あれもやらないといけないし、これもやらないといけない」厳しい目つきでパソコンを眺めている人や、「難しい話をしている様に見える人」等あなたの身の回りにそんな人っていませんか?私の身の回りには沢山居ます。
目次
忙しいフリって何?
- あーだこーだと物事を進めているフリをする
- 今やらなくても良いタスクを始めちゃったりする
- 開発メンバーと難しそうな話をいつまでもしている
何も知らない周囲からしてみれば「よくは分からないけど作業が多くて大変そう」といった印象を持たれているかも。しかし、大抵の場合は水増しだと感じています。そういう人に限って残業をしてしまったり、無駄話が多いと感じています。
正直こんな人は残業代も電気代もかかるので、早く帰れって思います。
僕も彼らと同じ、一人のサラリーマンではあるのですがその様に思います。
評価の基準
そもそも人の評価ってどこを見られているのでしょうか?組織だと大抵ピラミッド構造なので、上には偉い人がいますよね。偉い人が見ているものって
- 一生懸命頑張っているか(タイムカード)
- 飲みの誘いに断らないか
- 自分に優しいから etc.
大体この辺りでしょうか。表面上で評価されている感じがします。これって評価が歪んでいる気がしますし、評価する側が気持ち良くなっちゃうものが多い様にも感じます。
ゲーム開発の例で言えば「残業している」のは能力不足が原因ですし、「優しい」のは遠慮している可能性が高いです。本来であれば無駄なことなのに評価されている。ありえない。
仕事をする上で大事なのは相手のご機嫌伺いをすることではなく、自身のタスクに対して適切な優先度を設け、制限時間を設けること。
確かにご機嫌伺いをすると評価は上がりやすいかもしれませんし、給与も上がるかもしれません。これも一つのコミュニケーションスキルなのかもしれません。ですが自身の能力を伸ばすにはやめた方が良いと思います。恐らくこれらの行動は、あなたの意思に反しているのだから。
暇そうに出来る環境が良い
僕が思うのは、忙しそうにしている人が多い環境より、暇そうにしている人が多い環境の方が良いと感じています。究極会社に来なくても良い。その理由としては
- 仕事を頼みやすい
- 心に余裕がある
- 無駄なコストを削減できる
と感じているからです。
正直な所「ご機嫌伺いなんて不要」と思っています。何様のつもり?と思われるかもしれませんが、「こうやって会社は駄目になって行くのか」と実感しています。日本の悪しき文化以外なのかもしれません。
時間ではなく、結果で評価される世の中に早くなることを願っています。