【仕事】有給は溜めずに使い切ってしまおう
2019年、働き方改革法案が成立し、年間の有給休暇取得日数を5日以上とすることが義務化されました。これまで4日でしたので1日増えた形になります。これは働き過ぎと言われている日本社会において良い方向だと思います。ただ少し思う所があります。
目次
そもそも5日取得の義務化とは?
この義務化とは「年次有給休暇のうち、5日間は使用者が休暇させる日を指定してはならない」というものです。もし、これを「対象者の有給取得残日数が10日残っているけど、5日間だけ休ませて残りは無視して良いんだ」と考える経営者が居たりした場合、法的に問題が無かったとしてもそれは転職を考えてみて良いと思います。ただただ不幸になるだけです。
実際に新在する悪例
上場している企業の中には5日間の内訳を会社決めている所があります。
- 年末年始(3日)
- お盆休み(1日)
- 社員旅行または研修日(1日)
合わせて5日休みを与えているのだから、あとは無しみたいな。
明らかにおかしい。だけど存在しています。
有給は年間最大20日溜まる
有給付与日数は勤続年数で増えていきます。
勤続年数(年) | 有給付与日数 |
---|---|
0.5 | 10 |
1.5 | 11 |
2.5 | 12 |
3.5 | 14 |
4.5 | 16 |
5.5 | 18 |
6.5以上 | 20 |
勤続年数が6年半にもなると20日、結構多く感じます。ただ、実際に消化しきれている人ってそんなにいないと思います。特に病気や怪我をしてしまった時用、念のために残しておくといった理由で溜め込む人も居ると思います。でもこれって、過去の経験から完全に消化しきれた例が無いです。従って、僕の場合は「休める時に休みまくる」様にしています。病気や怪我をしてからではせっかく取得した休暇を最大限に活用できないので、家族サービスに充てる様に努めています。
体調が悪い時は、有給が有ろうが無かろうが休んで良いと思っています。パフォーマンスの出ない状態で仕事をしても1日分働けませんし意味が無いです。もし「1日休むと給与が下がって困る」程度のギリギリな生活をしているのであれば、生活の質を見直す所から始めた方が良いです。
有給は繰り越すと最大40日まで溜まりますが、それ以上は繰り越せず消滅するため忘れずに使い切りましょう。有給休暇を効果的に使うことができれば自由な時間が生まれます。自由な時間が生まれると好きなことが出来たり、新たなビジネスを始めることだって出来ます。
まとめ
自分勝手な休暇取得は良くないと思いますが、損することの無い様、有給休暇を取得しましょう。それに、使えるものは使ってしまって、いつ辞めても良い状態にしておくとフットワークも軽くなりますよ!