「会社はファミリー」に呆れて辞めた話

2019/09/26LIFE, WORK

2019年6月、3年間勤めた会社を辞めました。理由は組織と「合わなかった」からでした。辞める以前は、辞めた後振り返れば「色々あったけど、良い部分もあったなと感じるのかな」と想像はしていました。しかし実際のところ「良いとか悪いとか何も出てこない。なんだか少し寂しい」と不思議な感情だけが残りました。 今回はその様な気持ちになった原因を考えてみました。

プロフィール

簡単にですが私のスペックを晒します。

  • ゲーム開発者。業界歴は12年程度
  • 妻と娘の3人暮らし
  • プログラマ(リーダー・ディレクター経験あり)
  • 100人規模のプロジェクト参加経験
  • 年収 400~450万

特別贅沢ができるわけでもありませんでしたが、可もなく不可もなくといった感じでした。しかし、思い返してみると「面倒くさい」と感じることが多くありましたので、いくつか列挙してみます。

決して全ての人がそうだという訳ではありません。仲良くさせて頂いていた人たちも居ました。しかし、そうした人がまともに評価されない組織でした。

合わなかった点

建設的な話をしない

目先のタスクに追われていて未来の話が出来ない。定例会議ではすぐ結果の出ない作業に対して否定的な意見が多く、始める前から荒探しばかりが目立つ。マウントの取り合いをしているだけで進展が無い。1週間あたり「参加人数×2時間」の拘束時間が発生し発狂もの。

マイルストーンを守れない

タスクの期限が迫ってきて、当日に「間に合いませんでした」と報告する作業者が80%を占める現場。期限前に確認とり「大丈夫です」と返答があったにも関わらずこの体たらく。そもそも見積もりが甘く、10日で出来ると見積もりを受けた作業が20日かけても出来ていない。出来そうにないなら事前にアラートを出せば宜しい。

開発環境を共有しない

アプリを開発しているチームが複数あって、同じ会社・フロアに居るのにも関わらずソースコードが共有されていない。毎回同じ実装を繰り返し不具合を発生させる。かけるコストが高すぎて納期ばかり延びる。メンテナンスもまともに実施されないため、パフォーマンスも異なっていた。

意見をすると「喧嘩」扱いされる

指示出しを強くお願いすると「喧嘩はよくないです」と理解不能な発言をするお局様の様な人と、それを担ぐ現場スタッフ。数の暴力でこちらの意見が捻じ曲げられる。

残業するほど仲が良い

私はアプリのリリースが一か月前に迫っていても、定時ダッシュを繰り返していた。残作業は存在せず、不具合もほぼ無かった。一方で彼らは、不具合修正のため残っていた。技量や経験から、ある程度仕方ないと思う。

翌日、残業していた彼らが会社を休んでいた。不具合は修正できておらず、それを私が修正する。別に「私は優秀だ」等と言いたいわけではない。さらに「使えない奴だなぁ」とも思ってもいない。なんの感情も抱かず淡々とするべきことをしていただけ。しかし偉い人の評価は異なった。

「遅くまで残っている彼らは協調性があるが、君は協調性が無い」

ふざけるな。後日面談があり「あなた方とは合わないです」と突っぱねた。

トラブルが発生すると仲間意識が強くなる

普段そうでもないのに、ファミリー感を出し始める。プロジェクトが炎上しようものなら、何故かワイワイガヤガヤし始めて「俺たち頑張ってる感」を出す。一向に解決しない「とくに意味はないが発言した奴が正義」が始まる。それに参加していないと非協力的だとみなされ評価が落ちる。

見ていられなくなって解決策(この時はアプリ開発だったのでソースコード)を提示すると「ありがとうございます」と礼を言われるものの、結果を報告してこない。やる気が失せる。

まとめ

一言でTHE・学生のサークル活動感。「頑張っている評価」なんて不要ですよね。誰しも頑張っているのだから、そこをアピールしないといけない環境っておかしい。

時間の無駄だったのか、無駄じゃなかったのか?それが分かるのは数年後なのかな。

Posted by kazupon